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7つの「こ食」に気を付けましょう2023.04.11

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「こ食」という言葉をご存知でしょうか。核家族化や共働きが進んできた現在は、家族がバラバラに食事をすることも多くなってきており、幼児期でも一人で食事をする子どもが珍しくありません。そのような現在の家庭の食卓の抱える問題点を今回はご紹介したいと思います。

7つの「こ食」とは?
孤食

家族が不在で、一人だけで食事をすること。これによりコミュニケーションが減り、食に対して無関心になってしまう可能性があります。

子食

親が一緒に食べず、子どもだけで食事をすること。これにより、親子の関わりが減るだけでなく、正しい食べ方や食事のマナーが身につかない可能性があります。

固食

決まったものや、好きなものしか食べないこと。これにより、栄養の偏りや肥満につながりやすいです。

個食

同じ食卓で食べているのに家族一人ひとりが別々に違うものを食べること。これにより、偏食や好き嫌いにつながる可能性があります。

小食

1回の食事量が少なく、少量しか食べないこと。これにより、発育に必要な栄養が足りなくなり無気力な子どもにつながりやすいです。

濃食

加工食品や外食など、塩分・糖分過多なものを食べること。これにより、塩分や糖分の取りすぎや、味覚障害につながる可能性があります。。

粉食

パンやパスタ、ピザなど、粉を使う高カロリーの主食を好んで食べること。これにより、かむ力が弱くなったり、腹持ちが悪く食べすぎにつながる可能性があります。。

最後に

「こ食」が続くと栄養バランスが偏り、生活リズムも乱れることにつながります。最近の難しい社会情勢のなか、毎日毎食、家族がそろってご飯を食べるのは難しいかもしれません。すべてを否定的に考える必要はないと思いますが、家族で栄養バランスのいい食事を心がけ、食事が大切なコミュニケーションの場であるという意識を持てるといいですね。特に幼児期は食事の時間を通じて自然と食事の楽しさやマナーなど学んでいく期間でもあるので今のうちから豊かな食経験をさせてあげましょう。