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なぜ睡眠は大切と言われるのでしょうか
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なぜ睡眠は大切と言われるのでしょうか

寝ている時に脳からは「成長ホルモン」が出ています。
筋肉や骨、内臓の発達を促し成長を助けます。睡眠が少ないと、傷ついた細胞を修復し、体のメンテナンスをすることが出来なくなってしまいます。
睡眠中の脳は必要な情報だけを選び取り、いらないものは消去します。「記憶の整理」や「心のメンテナンス」のために睡眠はとても大切です。

睡眠の発達

赤ちゃんは、生まれたあとの毎日の生活のリズムをもとにして、約2歳頃までに社会に適応できる体内時計が作られます。
赤ちゃんの1日の生活のリズムは少しずつ変化して大人のリズムに近づいていきます。同様に、食事や睡眠、遊びの時間や内容も変わっていきます。ママやパパ自身の日頃の過ごし方やちょっとした働きかけで、規則正しい生活の習慣を覚えさせてあげましょう。

健康な睡眠とは

早寝早起き

健康な睡眠の基本は早寝早起き。規則正しい生活リズムをつけるだけでなく、睡眠の質を高めるために大切なことです。

寝つきがいいこと

健康な子どもは布団に入ってから眠りに落ちるまでの時間が短く寝つきがよいです。2~5歳では平均13分。成人(20~50歳)の平均は32分と言われているので、子どもたちがいかに早く寝つくかがわかりますね。

十分な睡眠時間

新生児の赤ちゃんの頃は、寝たり授乳をしたりの繰り返しですが、ほとんどを眠って過ごすため睡眠時間が1日で16~18時間。成長にともなって少しずつ起きている時間が長くなっていきますが、新生児の段階をすぎた赤ちゃんのほとんどでも13~15時間眠る必要があるといわれています。徐々に昼間に起きている時間が長くなって、夜に眠るというリズムになっていきます。この時期に早寝早起きと、しっかり睡眠時間をとる習慣をつけましょう。遅くとも夜8時までにはお布団に入ることを目標としたいです。

眠りが深い

もっとも深い睡眠の割合は、2~5歳で平均15〜25%。成人の50歳では平均2%ですから、いかに子どもが深い眠りが多いかわかります。深い眠りのときは、体の発育に欠かせない成長ホルモンがたくさん分泌されます。分泌のピークは、22時から2時なので、しっかり眠れるようにサポートしてあげたいですね。

年齢ごとの睡眠の特徴

年齢ごとの睡眠の特徴

参考:未就学児の睡眠指針、愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター、2018年発行

新生児期

睡眠時間は16~20時間であり、睡眠パターンは1~2時間の覚醒と1~4時間の睡眠を繰り返します。昼夜のリズムはみられず、日中の睡眠時間と夜間の睡眠時間はほぼ同じです。この時期の入眠は動睡眠(後のレム睡眠に相当)から始まります。

乳児期(3ヵ月)

睡眠時間は14~15時間とやや短縮し、3~4時間連続して睡眠をとるパターンとなります。動睡眠(レム睡眠)が減少し、6週~3ヵ月頃からは入眠がノンレム睡眠から始まるようになります。

乳児期(6ヵ月)

睡眠時間は13~14時間で、6~8時間連続して睡眠をとるようになり、昼夜の区別がはっきりしてきます。2~4時間の昼寝を1~2回とり、9ヶ月ごろには7~8割を夜間に眠るようになってきます。

乳幼児期(1〜3歳)

睡眠時間は11~12時間程度となり、ほぼ夜間に睡眠をとるようになります。昼寝も1.5~3.5時間を1回とる程度に減少します。レム睡眠がさらに減少してきます。

幼児期(3〜6歳)

睡眠時間は10~11時間で、昼寝はさらに減少し、多くは5歳頃にとらなくなります。脳波上は、ノンレム睡眠・レム睡眠の繰り返しが成人と同様の約90分のサイクルとなり、レム睡眠の割合はさらに減少します。

最後に

赤ちゃんの睡眠はとても大切です。「夜7時~8時に子どもを寝かせるなんて無理!」というママ・パパもいるかもしれませんが、子どもの睡眠時間が不規則になるのはとても問題です。赤ちゃんの誕生をきっかけに、親子で規則正しい睡眠をとることを心がけましょう。

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