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美味しさを保つ真空包装をご紹介2023.06.20

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ひよりの和ごはんは、製造から梱包まで手作業で丁寧に行っておりますが、今回は食材のおいしさをギュッと閉じ込めて長く保存ができる「真空包装」についてご紹介します。

真空包装とは

そもそも真空包装とは、密封したフィルムなど包装する袋内の空気を除去することで包装の内部を真空状態にすることをいいます。包装内の空気を除去することで製品の化学的な変質や微生物による変質を抑制することを目的としています。
真空状態にすることで得られるメリットはさまざまあります。

 

メリット①食材の鮮度維持や保管品質向上

真空包装して冷凍をすると酸化や腐敗、食品の変色などを防止しカビなどの発生を抑えることができるので、長期保存ができます。真空状態のまま湯煎によって加熱調理する事も可能になり、ひよりの和ごはんの離乳食もそのまま召し上がっていただけます。また、食品が冷凍焼けしたり、臭い移りや霜が付いたりといった心配もなく、つくりたてを新鮮パックできています。

メリット②衛生管理

真空で密閉することで、食中毒菌の付着と増殖リスクを低減可能にしています。真空包装後に冷凍保存すれば、水分の蒸発を防ぐことができるので、食中毒菌の付着や増殖リスクを低減させると共に、二次汚染の防止、異物混入予防にも効果的です。
真空包装での食材の保存は、2021年6月より義務化されたHACCPの衛生管理基準にも適合しています。他にも霜が張りにくくなるので見栄えの悪化を防ぐこともできます。

メリット③保管スペースの効率化

食材を真空パックにして冷凍保存することで、保管スペースの効率化を実現します。真空包装することで体積が小さくなるので、ご自宅の冷凍庫で保管する時にかさばらないなどのメリットがあります。

 

最後に

真空包装することで得られるメリットについてご紹介させて頂きましたが、真空包装で保存した食品はボツリヌス菌が増殖するリスクがあります。ひよりの和ごはんでは食中毒のボツリヌス菌の対策として3℃未満では増殖しないといわれているため、熱殺菌したのちに急速冷凍後はすべて冷凍状態を保って流通させる対策をとっています。

ぜひ皆様のお子様もできたての美味しさを味わってみてください。